南山グスク(糸満市)

DSC_5994.jpg
(撮影日2013年9月16日 D7100で撮影)
南山グスクの敷地80%を占めるのが、市立高嶺小学校である。
学校の中に史跡があるといった感じ
この時点でシュールw

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鳥居とお宮がまたシュール
戦前の国家神道の思想に沖縄も漏れる事は無く、グスク跡を神社とみなされた。
大正時代に鳥居やお宮は作られたという(現在のお宮は2009年に建て替えられたもの)
「南山神社」と呼ばれていた時代もあるという
DSC_6006.jpg
例のごとく、グスクの説明はこちらの市教育員会の説明板をご覧くださいw
遺構調査では、多くの出土遺構があるようで、中国の青磁や白磁の破片、高麗青磁の破片といったものもある

 DSC_5989.jpg
鳥居のある入り口から奥に進むと、グスク本来の入り口と言われている石段がある
ここを登ると
DSC_5990.jpg
小学校の校舎とグラウンドが左手に広がる
右手に鳥居などのある場所

DSC_5995.jpg
石棺はまるで古墳墓のように思えるが、1915年高嶺小学校の建設の時に、城内の御獄などを一カ所に集めた場所
今も拝みにくる人がいるとか
石積みのほとんどは、後者建築の際に積み直されたもの
奥の方には一部、野面積みの部分も残っているというが、確認出来なかった
(ちょっと奥まで行く気にならなかった。虫多くて(;´Д`)

DSC_6007.jpg
南山グスクの名称は、明国(当時の中国)が命名した呼称とされており、
明との交易が盛んであった事を伺わせる
中国の記録によると、1429年以降、山南王名が登場しなくなっている
この頃、山南王国が滅亡したとの説がある
ただ、南山のグスクの城主や滅亡については諸説あると言われている

平日は子供達がこの辺りでも走り回っているのだろうか
なんとなく不思議な感じがするグスクだった

さて、南山グスクに行くには、糸満市立高嶺小学校に行けば良い
ただ、道が狭い
DSC_6001.jpg
鳥居のある場所から先に行く事はお勧め出来ない
ここまでは、まだ広いので問題ないが、どんどん先に進むと

DSC_5987.jpg
行き止まり\(^o^)/オワタ
個々まで来るとバックで鳥居まで行くしか無い
お気をつけ下さいw


参考文献
 グスク探訪ガイド 名嘉正八郎著 ボーダーインク
 三山とグスク 座間味栄議著 むぎ社

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コメント
うぅむ。何か昔の縄張りの辺りが多くて色々思い出しちゃうね。笑
確か真壁に美味しいぜんざい屋さんがあったと思ったんだが
まだ営業してるのかなあ…(*_*)

  • 2013/09/22 10:20 PM
縄張りww確かにw
真壁は通りかかったが、まだ散策してないんだよな
ちょっと有名っぽい喫茶があるらしいのでそこなら営業しているはずだ
  • クスノキレイ
  • 2013/09/24 8:08 AM
この先、実は中学校のプールになっています; ;
  • ai
  • 2014/01/22 6:24 PM
aiさん
 コメントありがとうございます
 なんと!先はプールだったんですね
 学校施設に完全に隣接してますね
 
  • クスノキレイ
  • 2014/01/22 7:59 PM
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